知っておきたい  病院用語、略称
 病院にいると、聞き慣れない言葉によく出会うと思います。いわゆる業界用語。比較的耳にするであろう略称、略語を集めてみました。
アッペ 急性虫垂炎、いわゆる盲腸です。 Acute appendicitis(アキュート アッペンディサイティス)を略して使っています。ちなみに虫垂切除術はappendectomyです。
ケモ 通常、悪性腫瘍に対する化学療法のことを意味します。Chemotherapyの略です。外来通院で化学療法をするときに、外来ケモなどという風に使います。
オペ これはテレビ番組などでも使われることが有るので、ご存じの方も多いでしょう。Operation(手術)の略称です。
静注 静脈注射の略です。○□を静注してください…などと使います。同様に筋肉注射は筋注。
メタ 実はあまり聞きたくない言葉。Metastasis(転移)のことです。悪性腫瘍は元できた場所から離れた場所に飛び火(転移)することで、その治療が難しくなります。「メタにたいしケモが必要」とは転移に対して化学療法が必要との意味になります
ネクる 壊死すること。壊死を英語でnecrosis。その略にるをつけて壊死することを現すように。
カルテ ご存じ、診療録のこと。
アポる 脳卒中を起こしてしまうことを指す。apoplexy(卒中)より。
ヘルツ ドイツ語で心臓(Hertz)。
心マ 心臓マッサージ。なお心臓マッサージは、心臓に刺激を与えるためにしているわけではなく、マッサージによって心臓内に有る血液を押し出すイメージです。
ヘモ 内痔核(イボ痔)のことを指すことが多い。 hemorrhoids。
クレブス 最近は医学の分野でドイツ語を使用することは少なくなりましたが、やはり名残は有ります。Krebs(独):癌のことです。
ゼク 解剖検査(剖検)のこと。Sectio Cadaveris。
ラパコレ 腹腔鏡下胆嚢摘出術の英語、Laparoscopic Cholecystectomyより。日本語を縮めた場合は、胆摘。
ステル 死ぬという意味のドイツ語の動詞Sterben(ステルベン)を略している。日本語の捨てると響きが似ているため、どうも印象が良くない。
全麻 全身麻酔のことを略して。同様に脊髄麻酔(脊麻)。硬膜外麻酔(硬麻)。
ケモラジ ケモ(癌化学療法)とラジ(radiation therapy : 放射線治療)を一緒に行う。
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